建設技術研究所は新会社「CTIアセンド」を設立、福島県相馬市で子実トウモロコシ栽培・ウイスキーの製造販売に取り組む

 建設技術研究所<9621>(東証プライム)は1月17日、「CTIグループ・サステナブルチャレンジ」の一環として、新会社「株式会社CTIアセンド」を設立したと発表。

 CTIアセンドは、東日本大震災の被災地である福島県相馬市にて、地域資源循環や未利用施設の活用等のサステナブルな事業を通じて地域復興へ貢献することを目的に、子実トウモロコシ栽培と、これを原料としたウイスキー製造・販売事業に取り組む。

■事業の目的・理念

 東日本大震災以降、被災地の多くで以下のような課題が顕著になっている。
 (1)生産年齢人口の流出に伴う人口減少と高齢化及び農業従事者等の減少
 (2)未利用農地の増大と荒廃
 (3)空き家や廃校の増加
 一方で、下水道事業では下水汚泥の処理が課題となっている。
 同事業は、サステナブルな事業を通じてこれらの課題解決に資することを目的としており、地域復興へ貢献することを理念としている。

■新会社の事業内容

 建設技術研究所は、東日本大震災の被災地の復興に貢献するため、2020年からウイスキー製造技術の修得や除染された農地でのトウモロコシの試験栽培を行ってきた。

 同事業は、除染を行った福島県相馬市内の農地で下水道汚泥を肥料として子実トウモロコシ栽培を行い、これを原料としたウイスキー製造・販売を行う事業。ウイスキーの製造は、相馬市内の廃校となった校舎を活用することを計画している。

 下水道汚泥の肥料利用やウイスキー搾りかすの畜産飼料・肥料への利用等を行うことで、資源循環型のサステナブルな事業の構築を目指していく。また、未利用地や廃校施設を活用した事業実施を通じて、地域の復興・活性化に貢献することを目指していく。

■事業スケジュール

 子実トウモロコシ栽培を2023年5月より、ウイスキー製造を2024年1月から開始し、製造したウイスキーの販売は2026年に開始する計画。

 同事業の実施にあたっては、地元住民の方々及び福島県相馬市のご理解を得るための協議を2020年から続けており、多大な協力を得ている。

 現在、未利用地の利用や学校施設の利活用について、相馬市や地元住民・農地地権者の方々と調整を行っている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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