Lib Work、廃校をオフィスや3Dプリンターハウス製造拠点に利活用、セカンドオフィス「Lib Work Lab」が誕生

 Lib Work<1431>(東証グロース)は、廃校をリニューアルしたセカンドオフィス「Lib Work Lab(リブワークラボ)」を7月10日に開所したと発表。

■オフィス情報について

・名称=Lib Work Lab(リブワークラボ)
・所在地=熊本県山鹿市鹿央町梅木谷245
・開設日=2023年7月10日

 Lib Work Labは、2017年3月31日に閉校となった山鹿市立山内小学校の跡地に建設。3階建ての校舎をフルリノベーションし、同社従業員は約70名が従事する予定となっている。

 延床面積1725.28㎡という広大な敷地と、同市鍋田にある本社オフィスから車で15分というアクセスの良さを兼ね備えたLib Work Labは、第二の本社オフィスとして使用。また3Dプリンターハウスや子ども食堂の拠点としても活用する。

■3Dプリンターハウスや子ども食堂などサステナブルな取り組みの拠点に

 Lib Work Lab開所までは、同市鍋田にある本社オフィス横に試作工房を構え、素材の研究や試作を行っていた。開所後は主にグラウンド跡地を活用し、本格的な3Dプリンターハウスの研究開発に取り組む。

 またLib Work Labは、同社が取り組む子ども食堂の運営拠点としても活用する。子ども食堂とは、両親が共働き、もしくはひとり親で食事の支度がままならないという家庭環境により「孤食」をせざるを得ない子どもや、経済的理由で満足な食事を得られていない子どもたちに対し、地域の大人たちが中心となって食事とだんらんの場を提供する活動のこと。Lib Work Labから子どもたちへの支援の輪を広げ、地域社会や将来を担う子どもたちへの一助となるよう尽力していく。

■オフィスの特性

〇社内コミュニケーションを円滑に機能させるミーティング室

 大小8つのミーティング室を設置し、社内コミュニケーションを活発化。気軽に従業員同士でディスカッションができる環境となっている。

〇Web会議専用ルームや集中スペースなど、半個室の空間も完備

 リモートワークなど多様な働き方をする従業員が多い状況を鑑み、Web会議専用ルームを4室完備。新たな働き方に合わせた働きやすい空間づくりを徹底している。

 また「集中スペース」と称した半個室のデスクも5台設置し、周辺状況に左右されず業務できる点も特筆すべきポイントのひとつである。

〇子連れ出勤でも安心のキッズスペース・授乳室

 同社では子連れ出勤をしている従業員も多いため、Lib Work Labではキッズスペースや授乳室、更衣室なども確保。保護者である従業員が安心して出勤でき、業務に従事できるオフィスを目指している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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