クリーク・アンド・リバー社が続伸基調、自社株買いを取得総額の99%執行、ほぼ満額を達成

■昨年10月から今年2月末まで実施中、なり積極的な事例の見方

 クリーク・アンド・リバー社<4763>(東証プライム)は2月2日、続伸基調で始まり、取引開始後は2014円(8円高)まで上げて出直りを継続している。1日、自己株式の取得状況(自社株買いの進捗状況)を開示し、取得期間を約1か月残してほぼ満額の取得となり、積極姿勢などが好感されている。

 1日午後、2023年10月27日から24年2月29日までの予定で現在実施中の自社株買い(取得上限株数26万5000株、取得総額5億円)について、24年1月末までに取得した株式の総数は25万株となり、これに要した金額は4億9325万6900円だったと発表した。

 上限株数に対する取得割合は94%に達し、取得総額に対しては99%執行したことになり、取得期間を約1か月残してほぼ満額を達成した形。自社株買いは必ずしも上限まで取得する必要はなく、過去には株数での取得割合が6、7割前後にとどまったケースもあったとされるが、同社の自社株買いはかなり積極的な事例になると評価されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る