ディップ、日本初となる生成AIを活用した対話型バイト探しサービス「dip AIエージェント」始動

■対話型AIが最適な仕事を提案、労働力不足とマッチング精度向上に貢献

 ディップ<2379>(東証プライム)は5月21日、日本初の生成AIを活用した対話型バイト探しサービス「dip AIエージェント」を開始すると発表。同社はこのサービスを早期に実用化するため、2023年4月に「ディップ技術研究所」を設立し、東京大学の松尾・岩澤研究室と連携して技術開発を進めてきた。同サービスは労働市場の諸課題を解決し、働く喜びと幸せを感じられる社会の実現を目指している。

 日本の労働市場は少子高齢化による労働力不足が深刻化しており、アルバイト労働者は全労働人口の37.1%と増加している。求人サービスは進化を遂げ、現在ではインターネットが主流だが、求職者の採用率は数%に留まっている。ディップは「はたらこねっと」開始以来、インターネット求人サービスをリードしてきたが、この課題に対応するために生成AIを活用した「dip AIエージェント」を導入する。

 「dip AIエージェント」は、対話を通じて求職者の潜在的ニーズや特技に応じた仕事を提案する。約2000名の採用コンサルタントが集めた最新かつ正確な求人情報を基に、質の高いマッチングを実現する。松尾研究所との共同開発で、現在はレベル2「対話支援型」だが、2027年2月期までにレベル3「深層理解型」へと進化させる予定である。同サービスにより、誰もが最適な仕事に出会える社会の実現を目指していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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