28日に新規上場の学びエイドは1282円(公開価格の32%高)で初値、その後一段高

■学習塾や予備校などに教育デジタルサービスを提供

 5月28日に新規上場となった学びエイド<184A>(東証グロース)は、買い気配で始まり、取引開始から52分を経過して1282円(公開価格970円の32%高)で初値をつけ、その後1300円(同34%高)まで上げて売買されている。

 学習塾や予備校などに教育デジタルサービスを提供し、小規模~中規模学習塾向けに映像授業と塾運営の効率化を支援する管理機能を提供する「学びエイドマスター」、中規模~大手(全国展開)学習塾本部向けには自社仕様へとカスタマイズする「学びエイドマスターforSchool」、教育関連事業者向けに教材(紙媒体)の映像授業化と映像授業化したコンテンツを配信するための配信サービスを提供する「学びエイドforEnterprise」、一般会員向けに有料会員登録で「映像授業」が全科目見放題となる「学びエイドプレミアム会員」、「学びエイドマスター」を使用し、多様な映像授業と生徒一人ひとりにあわせた独自学習プログラムで効率的に学べる学びエイド直営学習塾「サテライトスタディサロンザ・ドア」を提供している。

 「学びエイドマスター」「学びエイドマスターforSchool」「学びエイドforEnterprise」の3サービスで売り上げの98.3%(2023年4月期時点)を占める。業績予想(2024年4月期・個別、会社発表)は、売上高が6億23百万円(前期比24.4%増)、営業利益が1億43百万円(同28.7%増)、当期純利益は1億15百万円(同24.0%増)。予想1株利益は55円93銭。なお、「学びエイドforEnterprise」は年度末、年度期首(3月・4月)に増加する傾向から第4四半期(2月~4月)に売上高が偏る傾向がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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