ハイデイ日高が後場一段高、第1四半期の利益好調で上場来の高値を更新

■節約志向など追い風になるとの見方、業績上振れ期待が再燃

 ハイデイ日高<7611>(東証プライム)は7月11日、再び上値を追う相場となり、後場寄り後に一段と強含んで3405円(170円高)まで上げ、約2週間ぶりに実質的な上場来の高値を更新している。7月4日に発表した第1四半期決算(2025年3~5月、非連結)の営業利益27%増などが改めて見直されているようで、節約志向などが追い風になるとの見方から業績上振れ期待が再燃している。

 3~5月、第1四半期の業績は売上高が前年同期比14.3%増の152.6億円で、営業利益は同27.1%増の18.7憶円だった。引き続き好調で、売上高、各利益とも第1四半期として最高を更新した。2026年2月通期の予想は期初に開示した前回予想を据え置き、売上高は600億円(前期比7.9%増)、営業利益は60億円(同8.8%増)。第1四半期の売上高はほぼ4分の1になり順当な進ちょくとみられている一方、営業利益は通期予想の31%を確保しており、要注目だとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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