【株式市場特集】猛暑到来!エアコンやアイスクリーム関連銘柄に注目、熱中症予防グッズも狙い目

■熱中症予防対策で家電メーカーや家電量販店も注目

 今週の当コラムでは、「確トラ」と「もしハリス」がせめぎ合うなか、その圏外に位置するカタリスト(株価材料)に注目してもう一つの夏相場を展望することにした。スクリーニングされたのは、猛暑関連株である。関東甲信地方は、前週18日に梅雨明けしたが、6月21日に梅雨入り以来、真夏日が続く猛暑に見舞われ、熱中症アラーム警報が相次ぎ発令され、熱中症患者の緊急搬送も続いている。この猛暑のプラス影響を受ける銘柄は、足元重視で「確トラ」と真逆で予測可能である。観測史上の過去最高気温となった昨年は、9月まで残暑が続き真夏日も過去最長となっており、この予想可能性相場は、意外とロングランとなるかもしれない。

■「チョコモナカ」、「あずきバー」の定番商品の販売増が関連人気を牽引

 猛暑関連株では、まず食品株のなかで年初来高値追いとなっているアイスコ<7698>(東証スタンダード)と前週末19日の今12月期第2四半期(2Q)累計業績を発表したB-R サーティワン アイスクリーム<2268>(東証スタンダード)がリード役として注目される。アイスクリームと冷凍食品の卸売販売のアイスコは、今年9月30日を基準日に株式分割(1対2)を予定しているほか、株主優待制度を新設したためで、サーティーワンの2Q累計業績は過去最高で着地している。このほか猛暑関連の定番商品に強みを持つ銘柄も関連人気が期待され、「チョコモナカ」、「冷やし甘酒」の森永製菓<2201>(東証プライム)、「あずきバー」を年間3億本超販売する井村屋グループ<2209>(東証プライム)、氷菓「もも太郎」のセイヒョー<2872>(東証スタンダード)、「ミネラル麦茶」のウェルディッシュ<旧石垣食品、2901>(東証スタンダード)などが続く。

 熱中症予防の本命株はクーラーであり、この関連では今期の家庭用ルームエアコンの生産台数を過去最高と公表したダイキン工業<6367>(東証プライム)のほか、三菱電機<6503>(東証プライム)、バルミューダ<6612>(東証グロース)、パナソニックホールディングス<6752>(東証プライム)、富士通ゼネラル<6755>(東証プライム)、三菱重工業<7011>(東証プライム)などに脚光が当たる可能性もある。また家電量販店では、すでに今8月期業績の2回の上方修正と増配を発表し年初来高値追いとなっているビッグカメラ<3048>(東証プライム)、1回上方修正したコジマ<7513>(東証プライム)を中心にエディオン<2730>(東証プライム)、ノジマ<7419>(東証プライム)、上新電機<8173>(東証プライム)、ケーズホールディングス<8282>(東証プライム)、ヤマダホールディングス<9831>(東証プライム)などの一段高が期待される。

■熱中症予防関連株の深掘りで断熱パラソル空調作業服、ネッククーラーも浮上

 さらに熱中症予防関連株を深掘りすると、断熱パラソルのムーンバット<8115>(東証スタンダード)、建設作業員向けの空調作業服のワークマン<7564>(東証スタンダード)、ミスト装置の新日本空調<1952>(東証プライム)、さらにこのところ首を冷やして体温を下げるネッククーラーがフアッション化しており、関連するニッケ<3201>(東証プライム)、ドウシシャ<7483>(東証プライム)、カナデン<8081>(東証プライム)なども浮上し人気波及が期待できる。

 このほかプール用殺菌・消毒剤の四国化成ホールディングス<4099>(東証プライム)、家庭用殺虫剤のフマキラー<4998>(東証スタンダード)、冷凍機械・冷凍ショーケースの中野冷機<6411>(東証スタンダード)、フクシマガリレイ<6420>(東証プライム)、ホシザキ<6465>(東証プライム)なども割安修正余地がありそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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