■ウェブサイト・アプリでの旅行情報提供を強化、読者のニーズに対応
リクルートホールディングス<6098>(東証プライム)傘下のリクルートは、旅行情報誌『じゃらん』および『じゃらんムックシリーズ』の休刊を発表した。休刊は2025年3月発行をもって行われ、今後の旅行に関する情報発信や予約は、ウェブサイト・アプリの『じゃらんnet』に集約される。これは、近年のユーザー動向や社会の変化を受けた対応であり、一部媒体はすでに発行を終了しているものもある。
休刊の対象となるのは、隔月誌の『関東・東北じゃらん』『東海じゃらん』『関西・中国・四国じゃらん』『九州じゃらん』と臨時増刊号、ならびに『じゃらんムックシリーズ』である。今後、リクルートはウェブおよびアプリを通じて、読者のライフスタイルに合わせた情報提供の強化に取り組むことを表明している。また、北海道地域に関しては引き続き『北海道じゃらん』や『北海道じゃらんムックシリーズ』、関連SNSを通じて情報発信を続ける予定だ。
35年間にわたる読者や掲載事業者からの支持に感謝を示しつつ、リクルートは今後も「まだ、ここにない、出会い。」をテーマに、生活者の利便性向上と業界の発展を目指す。これにより、オンラインを中心とした新たな旅行体験の創出を図り、多様なニーズに応えるサービスを提供していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)