ミロク情報サービスの給与システムが『PayPay給与受取』を利用した給与のデジタル払いに対応

■給与受取方法の拡大により、従業員満足度と利便性の向上へ

 財務・会計システムおよび経営情報サービスを開発・販売するミロク情報サービス(MJS)<9928>(東証プライム)は11月5日、MJSが開発・販売する給与システム(MJSシステム)において、PayPayが提供する『PayPay給与受取』の利用を希望する従業員(PayPayユーザー)からの申請に対応すると発表。

 PayPayが提供する『PayPay給与受取』は、給与をPayPayアカウントで受け取ることができるサービス。PayPayアカウントで受け取ることで、買い物やオンラインショッピングの支払いに、給与として受け取ったPayPay残高を銀行口座から引き出したりチャージしたりする手間なく、そのまま支払いに使うことが可能となる。また、自身の銀行口座へ送金も可能なため、給与として受け取ったPayPay残高を現金として使うこともできる。

 今回、ソフトバンクグループ各社以外の従業員(PayPayユーザー)(※1)への『PayPay給与受取』サービス提供開始(※2)に伴い、MJSシステムを利用の事業者は、システム改修やバージョンアップ、有償オプション追加を行うことなく、自社の従業員(PayPayユーザー)から『PayPay給与受取』に必要な情報や同意の申請を受付できるようになる。

 事業者は、給与のデジタル払いを希望する各従業員より、デジタル給与の支払い先となる口座情報や希望する金額(上限20万円まで)や支払開始時期などの必要情報や同意の取得が必要となるが、MJSシステムのワークフロー機能を利用することで、予め用意されたテンプレートを用いて手間なく簡単に必要な情報と同意を取得することができるようになる(※3)。これにより、事業主と従業員双方の給与デジタル払い対応に伴う手続きの負荷軽減と、個々のニーズにあわせた給与払いによる従業員の満足度と利便性の向上を実現する。

※1 『PayPay給与受取』は、本人確認が完了しているユーザーが対象。
※2 参考 2024年11月5日付けPayPay株式会社プレスリリース
 「国内初の給与デジタル払い対応サービス!「PayPay給与受取」を本日からソフトバンクグループ各社以外の従業員にも提供開始」
※3 テンプレートの提供は2024年11月中を予定している。

■MJSの対応製品

・Galileopt DX
・Galileopt NX-Plus
・MJSLINK DX
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る