伊藤園、渋谷区と連携し障がいのある人との共創デザインを採用した自動販売機を渋谷区内に順次設置

■シブヤフォントとの協働で実現、自動販売機の収益は福祉作業所へ

 伊藤園<2593>(東証プライム)は12月6日、渋谷区との包括連携協定に基づき、障がいのある人とデザイン学生による共創自動販売機の設置プロジェクトを開始したと発表。このプロジェクトは、多様性社会の実現と障がいのある人の社会参画を目的としており、自動販売機のデザインを通じて、彼らの才能と創造性を社会に発信する画期的な取り組みである。

 現在、ビームス、全労済、トリドールホールディングスなど、複数の企業や青山学院大学が本プロジェクトに賛同している。自動販売機の収益の一部は福祉作業所に還元され、障がいのある人の経済的支援と社会的認知度向上に貢献する。伊藤園は、地域社会の課題解決に向けた積極的な取り組みを展開している。

 渋谷区長や、シブヤフォント共同代表も、この取り組みの意義を高く評価している。障がいのある人の自己肯定感の向上と、地域共生社会の実現に向けた、企業と地域の新たな協働モデルとして注目を集めている。伊藤園は、今後も地域社会に貢献する企業として、さらなる社会的価値の創出に挑戦する。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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