日本化薬とダイセル化学がエアバッグ需要など好感し続伸

株式市場 銘柄

 日本化薬<4272>(東1・売買単位千株)は取引開始後に1374円(38円高)まで上げて4日続伸基調となり、ダイセル化学工業<4202>(東1・売買単位100株)は1915円(132円高)まで上げて上場来の高値を更新し、ともにタカタ<7312>(東1)のエアバッグ不具合問題による交換部品需要などが材料視されている。

 ダイセル化学工業は6日発表の第2四半期決算で「火工品事業部門」がエアバッグ用インフレータ(ガス発生器)のイニシエータ(着火部品)の増加などで好調となり、通期の業績予想を増額修正。自社株買いも発表した。日本化薬にも連想買いや思惑が広がった。両銘柄ともPERは14倍前後のため割高感はないといえる。ただ、タカタも昨日までの連日急落から小反発となっている。

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