ラクス、AIエージェント開発専門組織を設立、専門エンジニアと蓄積知見を活用した迅速な開発体制を構築

■経費申請の自動化で業務効率向上を目指す

 ラクス<3923>(東証プライム)は5月1日、急速に変化する外部環境への対応と企業の成長支援を目的として、AIエージェント開発専門組織を設立したと発表。この組織は経費精算システム「楽楽精算」を提供する事業統括部直下に置かれ、同統括部長が責任者を務める。専門エンジニアと「楽楽精算」の知見を活用し、2025年内に第一弾機能のリリースを目指している。

 初期段階では経費申請者による伝票起票支援機能を実装し、顧客企業の個別ニーズに応じた最適化を進める計画だ。具体的には、領収書やICカードデータのアップロードから申請データを自動作成するシステムを構築する。さらに、経理担当者のチェック作業効率化も視野に入れている。

 ラクスは今後も生成AIなど最新技術を活用し、企業の業務効率化と生産性向上に貢献していく方針を示している。専門組織の設立により、より迅速かつ効果的なAI技術の導入が可能となり、顧客企業の業務プロセス改善を加速させることが期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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