海帆、連結子会社を通じFPSと電力受給契約を締結、再生エネ推進へ新たな電力取引網構築

■太陽光発電による非FIT型売電事業の拡大へ

 海帆<3133>(東証グロース)は5月12日、連結子会社KRエナジー1号合同会社を通じて、小売電気事業者である株式会社FPS(東京都中央区)と新たに電力受給契約を締結したと発表した。同契約は、太陽光発電設備で発電した電力を販売するためのものであり、同社が推進する再生可能エネルギー事業の一環として位置づけられる。

 同社はこれまで、UPDATERおよびRE100電力との間で電力受給契約を締結してきたが、取引先の多様化と分散を図る目的で、新たな電力販売先としてFPSとの契約を決定した。今後、KRエナジー1号が保有・開発中の太陽光発電設備が順次稼働するに伴い、FPSとの取引電力量も段階的に拡大していく見込みである。

 なお、同契約による売電に関連して手数料の支払は発生するものの、同社業績への影響は軽微と見込まれている。今後、開示すべき重要な事項が判明した場合には速やかに公表される予定である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■山口県周南市で始動、燃料電池の定置型電源活用で脱炭素電力供給を検証  ホンダ<7267>(東証プ…
  2. ■LINEリサーチ発表、上半期トレンド総括と最新6月期の動向  LINEヤフー<4689>(東証プ…
  3. ■休廃業・解散は減少も淘汰続く、新興市場の課題鮮明に  東京商工リサーチは7月31日、国内ドローン…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■自民党人事でハト派ムード先行、逆張りで妙味狙う投資戦略も  今週の当コラムは、ハト派総裁とタカ派…
  2. ■総裁選関連株が再び脚光、政権交代期待が市場を刺激  今週の最注目銘柄は、さいか屋<8254>(東…
  3. ■金先物関連株、最高値更新で安全資産需要が強まる  日本取引所グループ<8697>は9月24日、今…
  4. ■石破首相辞任表明後も市場は急落回避、投資家の買い意欲継続  「一寸先」は、不確実で予測が難しい。…
  5. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  6. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る