
■大規模な構造改革に期待、伝きょう13日に3月決算を発表の予定
日産自動車<7201>(東証プライム)は5月13日、続伸基調で始まり、取引開始後は6%高の1886.0円(112.5円高)まで上げ、このところの出直り相場で高値に進んでいる。「日産、世界で2万人削減、業績回復へ立て直し急ぐ」(日経電子版5月12日19:07)などと大規模な構造改革が伝えられ、期待が強まった。加えて、米国12日のNY株式市場は米中の関税引き下げ発表を受けてダウが1160ドル高と急伸、円相場も一気に1ドル148円台の円安となっており、買いをあと押しする要因になっている。
グローバルで2万人の削減について、「世界の従業員数は約13万人で、15%を人員削減することになる」(同)とされた。同社はきょう13日に3月決算を発表する予定。ここで全容が示される見込みのようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)