建設技術研究所の第1四半期決算は増収減益だが通期では増収増益めざす

(決算速報)

■公共事業が多く、業務の進捗が年度末に集中する傾向

 建設技術研究所<9621>(東証プライム)の2025年12月期・第1四半期決算(2025年1~3月)は、売上高が前年同期比3.2%増の301億10百万円となり、営業利益は同4.1%減の58億59百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同12.3%減の38億81百万円だった。

 日本で最初の建設コンサルタント企業。前身である財団法人建設技術研究所が1945年に創立され、今年で80周年になる。同社グループが行う建設コンサルタント業務は公共事業が多く、業務の進捗が年度末に集中する傾向がある。

 12月通期の連結業績予想は、2月に開示した前回予想に変更なく、売上高は1000億円(前期比2.4%増)、営業利益は100億円(同6.4億円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は69億円(同2.3%増)を据え置いた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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