協立情報通信、販管費抑制が奏功し営業・経常益は増加、26年3月期の業績予想未定だが収益拡大期待

 協立情報通信<3670>(東証スタンダード)は5月14日に25年3月期業績(非連結)を発表した。売上面はモバイル事業の店舗部門の低調推移等により減収だが、利益面は販管費抑制等により営業・経常増益だった。当期純利益は減損損失計上により減益だった。26年3月期の業績予想および配当予想については、中期経営計画の見直しを行っているため未定としたが、積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は安値圏でモミ合う形だが、調整一巡して出直りを期待したい。

■25年3月期営業・経常増益、26年3月期業績予想未定だが収益拡大期待

 25年3月期の業績(非連結)は、売上高が前期比18.2%減の44億76百万円、営業利益が5.4%増の2億98百万円、経常利益が5.6%増の3億01百万円、当期純利益が33.4%減の1億71百万円だった。配当は据え置いて前期と同額の55円(期末一括)とした。配当性向は38.3%となる。

 売上面はモバイル事業の店舗部門の低調推移等により減収だが、利益面は販管費抑制等により営業・経常増益だった。当期純利益は減損損失55百万円計上により減益だった。

 ソリューション事業は売上高が5.1%減の16億63百万円で、営業利益(全社費用等調整前)が0.7%減の4億82百万円だった。オンプレミス型の新規導入案件は縮小傾向だが、クラウド移行に伴うインフラ改善、派生するサブスクリプション型ソリューションからの収益が堅調だった。モバイル事業は売上高が24.3%減の28億12百万円で、営業利益が1.3%減の2億32百万円だった。法人サービス部門は端末サポートサービス等が堅調だったが、店舗部門が低調だった。

 全社ベースの業績を四半期別に見ると、第1四半期は売上高が10億38百万円で営業利益が18百万円、第2四半期は売上高が11億20百万円で営業利益が72百万円、第3四半期は売上高が10億92百万円で営業利益が50百万円、第4四半期は売上高が12億26百万円で営業利益が1億58百万円だった。

 26年3月期の業績予想および配当予想については、中期経営計画の見直しを行っているため未定としたが、積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。

■株価は調整一巡

 株価は安値圏でモミ合う形だが、調整一巡して出直りを期待したい。5月14日の終値は1575円、前期実績PBR(前期実績BPS1769円47銭で算出)は約0.9倍、そして時価総額は約19億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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