【株式市場】前場の日経平均は37円安、日米財務相会談を前に様子見だがTOPIXは高い

◆日経平均は3万7491円80銭(37円69銭安)、TOPIXは2744.09ポイント(5.26ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は8億3352万株

 5月21日(水)前場の東京株式市場は、日米財務相会談が今週後半に開かれる予定とされ、円相場に対する不透明感が漂う展開となったが、トヨタ<7203>(東証プライム)などの自動車株や東京エレク<8035>(東証プライム)などの半導体関連株、三菱重<7011>(東証プライム)などが総じて高く、みずほFG<8411>(東証プライム)なども高い。日経平均は朝方の130円高(3万7659円)を上値に次第安となり、中盤に113円安(3万7415円)まで軟化したが前引けは小安い水準まで持ち直した。

 ネオマーケティング<4196>(東証スタンダード)が急激に出直り自社株買いを好感。ボルテージ<3639>(東証スタンダード)は新作ゲームに関する何かがあるようで急伸しストップ高。フィスコ<3807>(東証グロース)はフィスココインの焼却(バーン)に関する思惑などいわれ急伸。アーキテクツ・スタジオ・ジャパン<6085>(東証グロース)は新株予約権の行使促進相場とされて一部資金が注力とかで一段高。

 東証プライム市場の出来高概算は8億3352万株、売買代金は1兆9585億円。プライム上場1632銘柄のうち、値上がり銘柄数は970銘柄、値下がり銘柄数は598銘柄。

 東証33業種別指数は24業種が値上がりし、銀行、鉱業、石油石炭、パルプ紙、卸売り、証券商品先物、医薬品、電力ガス、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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