第一生命HDが次第高、国内長期金利の上昇傾向など材料視、国会での国債増発論など注視

■物価対策などの財源として国債の増発気運が高まると金利への影響が

 第一生命HD(第一生命ホールディングス)<8750>(東証プライム)は5月21日、次第に強含む相場となり、1078.0円(32.5円高)まで上げた後も強い値動きで再び出直っている。国内長期金利が1.5%台で再び上昇傾向となり、金利上昇による資産運用環境の好転などに期待が出たと見られている。

 金利を取り巻く外部環境としては、国会で野党が物価対策などの財源として国債の増発を唱えていることも影響しているとされ、夏の参議院選に向けた政策の出そろい方を注視する様子もあるようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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