テモナが年初来の高値に迫る、業績予想の増額修正など引き続き好感、業務提携も材料視

■サブスクストアの受託開発やシステム開発受託など予想を上回る推移

 テモナ<3985>(東証プライム)は5月26日、再び上値を試す相場になり、17%高の240円(34)まで上げた後も230円台で強い値動きを続け、年初来の高値247円に迫っている。サブスク⽀援サービスを提供し、5月14日に第2四半期決算と通期の利益予想の増額修正を発表してから再び値上がりを強める展開。20日には、ヘルス、ビューティーなどの領域でブランド開発や商品開発などを行う株式会社MTG(愛知県名古屋市)との業務提携も発表し、買い材料視されている。

 第2四半期(2024年10月~25年3月・累計、連結)は、EC支援事業でサブスクストアのカスタマイズ案件が堅調に推移したため受託開発収益が増加し、エンジニアリング事業でもシステム開発の受託サービスなどが当初予想よりも増加した。今期・25年9月期の連結業績予想は、24年11月に発表した予想に対し、営業利益は2.2倍の見込みに見直し、親会社株主に帰属する当期純利益は2.7倍の見込みに見直した。売上高は2.7%下回る見込みに見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国内初、HVO51%混合燃料が建設現場で稼働  大成建設<1801>(東証プライム)とユーグレナ…
  2. ■従来の制作プロセスを刷新しAI時代の人材育成を推進  武蔵精密工業<7220>(東証プライム)は…
  3. ■高速道路で手放し運転が可能に、新開発「Honda SENSING 360+」がACCORDの運転支…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  2. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  3. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  4. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…
  5. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  6. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る