ホットリンク子会社Socialgist、Snowflakeと戦略的提携でグローバルSNSデータ提供開始
- 2025/5/28 07:50
- IR企業情報

■SnowflakeのクラウドプラットフォームでSNS・レビューデータ直接分析が可能に
ホットリンク<3680>(東証グロース)は5月27日、同社グループの米国子会社Socialgistが、データクラウド企業Snowflakeと戦略的パートナーシップを締結したと発表。これにより、Socialgistが保有するグローバルなSNS投稿やアプリレビュー、掲示板データがSnowflake Marketplaceで提供開始される。Snowflakeのクラウド型データプラットフォームを利用する企業は、データ移動なしで直接これらの情報を分析可能となり、AI活用や市場動向把握の効率化が期待される。
今回の提携で、SocialgistはSnowflakeの既存顧客層への新たな販路を獲得。企業はアプリ改善のためのユーザー不満分析や、インフルエンサー発信の傾向把握、カルチャートレンドの早期検知など多様な活用が可能となる。Snowflakeのセキュアな環境下でNLPや機械学習を適用できる点も特徴だ。現時点での売上影響は小さいものの、将来的な収益機会の創出が見込まれる。
Socialgistは6月の「Snowflake Summit 2025」で本サービスを展示予定。両社の連携により、3,000社以上が利用するSnowflakeプラットフォーム上で、より高度なデータ駆動型経営を支援する分析基盤が整備される。特に消費財分野の潜在ニーズ発掘や、リアルタイム意思決定の精度向上に寄与するとみられている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)