住信SBIネット銀行は連日ストップ高、NTTドコモによるTOB価格4900円に迫る、NTTも上げSBIホールディングスへの出資など好感

■NTTはSBIホールディングスの株式8.91%を取得することに
住信SBIネット銀行<7163>(東証スタンダード)は5月30日、買い気配のままストップ高の4685円(700円高)に達し、2日連続ストップ高となっている。29日朝、一部報道でNTTドコモによるTOB(株式公開買付)が伝えられ、大引け後にSBIホールディングス<8473>(東証プライム)がNTT(日本電信電話)<9432>(東証プライム)との資本業務提携と住信SBIネット銀行の株式譲渡などを発表。住信SBIネット銀行はTOBへの応募推奨などを発表し、NTTも子会社(NTTドコモ)による公開買付などを発表。住信SBIネット銀行の株価はTOB価格の4900円に向けて買い一色となっている。
また、SBIホールディングスとNTTとの業務提携では、SBIホールディングスが実施する第三者割当増資をNTTが引き受け、NTTはSBIホールディングスの株式約8.91%を取得するとした。SBIホールディングスの株価は朝高後伸び悩んでいるが、NTTの株価は一段高となり1月の年初来高値に迫っている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)