ispace、6月6日に月面着陸へ、通信断から2年、技術と信頼を積み重ねた軌道へ

■民間月面探査「HAKUTO-R」、2年ぶりの再挑戦

 民間宇宙企業のispace(アイスペース)<9348>(東証グロース)は、2025年6月6日に実施予定の「HAKUTO-R」ミッション2で、再び月面着陸に挑む。2023年4月のミッション1では、月面まであと一歩の地点で通信が途絶えるも、その経験を糧に開発を進めてきた。代表取締役CEOの袴田武史は、ミッション2が「シスルナ経済圏」構築への重要な一歩だと語っている。

 ミッション2は「SMBC x HAKUTO-R VENTURE MOON」と名付けられ、前回の教訓を活かした効率的な開発が進められた。従業員や株主、パートナー企業らと共に、歴史的な瞬間を迎える準備が整っている。月面着陸成功は、地球と月を結ぶ持続可能な未来に向けた通過点と位置付けられている。

 ispaceは、月面探査が人類の生活を豊かにする可能性を信じている。袴田氏は、応援する全ての人々と共にこの挑戦を誇りに思うと述べ、成功に向けた声援を呼びかけている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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