大戸屋ホールディングス、6月度売上14.9%増、上半期も堅調

■全店売上33億8400万円を計上、前年同月比2桁増を維持

 大戸屋ホールディングス<2705>(東証スタンダード)は7月3日、2025年6月度の月次売上高に関する前年同月比の増減率を発表した。全店売上高は33億8400万円となり、前年同月比で14.9%の増加を記録。第43期上半期(4月~6月)の全店平均売上高は34億9075.1万円で、前年同期比17.4%の増加と好調な推移を示した。

 既存店においても堅調な成長が見られた。6月の既存店売上高は前年同月比で14.5%の増加となり、客数は5.3%増、客単価は6.1%増と、ともにプラス成長を確保した。これにより、第43期上半期の既存店売上高は平均で16.8%の伸びを記録。前年同期(第42期)と比較しても、売上増加の勢いが継続していることが確認できる。

 稼働店舗数は6月末時点で310店、そのうちFC店舗が162店を占めた。「大戸屋ごはん処」以外の売上は集計対象外であることを留意する必要がある。既存店の定義は、開店から13ヵ月以上経過した店舗とされており、継続的な成長の指標として機能している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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