テモナ、株主優待をデジタルギフトに刷新、保有期間と株数で優待拡充

■9月末から段階的に変更、デジタル化で利便性高める

 テモナ<3985>(東証プライム)は7月11日、株主優待制度の一部変更を発表した。これまで郵送していたQUOカードから、デジタルプラス<3691>(東証グロース)が提供するデジタルギフトに切り替える。選択可能な交換先は、AmazonギフトカードやQUOカードPay、dポイントなど幅広く、利用者の利便性向上を狙う。

 変更後の制度では、優待基準日を年1回から年2回(3月末、9月末)に拡充し、6カ月以上継続保有した株主を対象とする。保有株式数が100株以上1,000株未満の場合は年間1,000円相当、1,000株以上の場合は年間1万円相当のデジタルギフトが提供される。従来の9月末のみの基準日からの拡大により、より多くの株主に対する還元が実現される。

 同制度は2025年9月末基準日から段階的に適用され、2026年9月末以降は、直近2回の基準日で継続保有している株主が優待対象となる。対象株主には「株主優待のご案内」が郵送され、希望するギフトをWEB上で選択・受領する仕組みが導入される。今回の改定により、テモナは中長期保有を促しつつ、株主との関係強化を図る。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国内初、HVO51%混合燃料が建設現場で稼働  大成建設<1801>(東証プライム)とユーグレナ…
  2. ■従来の制作プロセスを刷新しAI時代の人材育成を推進  武蔵精密工業<7220>(東証プライム)は…
  3. ■高速道路で手放し運転が可能に、新開発「Honda SENSING 360+」がACCORDの運転支…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■5月訪日客数が過去最高、6月も好調持続の見込みで市場活況  足元のインバウンド需要は、好調に推移…
  2. ■インバウンド関連株は「トランプ関税」のリーチ圏外で小型割安株特性を発揮  「たかが1%、されど1…
  3. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  4. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  5. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  6. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る