総合商研、年間配当30円に増額、3期連続増益見込みで特別配当実施

■コロナ禍からの回復進展、利益還元を拡充

 総合商研<7850>(東証スタンダード)は7月16日、2025年7月期(令和7年7月期)の期末配当予想について、1株当たり10円の特別配当を加えるかたちで20円へ修正すると発表した。これにより年間配当金は30円となり、前回予想比で10円の増配となる。期末配当の内訳は、普通配当10円と特別配当10円で構成される。

 同社は、株主還元を重要課題に位置づけており、業績回復に応じた安定的な配当の継続を基本方針としている。コロナ禍における業績悪化からの回復を背景に、営業強化と経費削減に取り組んできた結果、2025年7月期は3期連続の増益が見込まれている。この業績見通しを踏まえ、株主への感謝の意を込めて今回の特別配当を実施する。

 なお、今回の配当予想は現時点で入手可能な情報に基づいており、今後の状況により変更される可能性があるとしている。前期(2024年7月期)の年間配当は20円であったため、今期の配当は10円の増配となる見通しだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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