エイトレッドの第1四半期決算は新規導入企業数が順調に推移、売上高が8.4%増加し業利益は4.4%増加

(決算速報)

■クラウドへのシフト進む、DXの推進に伴いワークフロー需要など拡大

 エイトレッド<3969>(東証スタンダード)の第1四半期決算(2025年4~6月)は、ワークフローソフトウエアメーカーとして、市場優位性を確保するための製品・サービスの機能強化や、急速に拡大するクラウドサービス市場のシェア獲得に向けたクラウドビジネスの拡大に注力し、売上高は前年同期比8.4%増加して6億95百万円となった。営業利益は同4.4%増の2億23百万円、四半期純利益は同1.8%増の1億42百万円と好調だった。

 パッケージソフトは、『X-point』がクラウドサービスへシフトしたこと等により売上高が減少した。『AgileWorks』は、案件数は増加したものの売上高は減少した。一方、クラウドサービスは、クラウドサービス市場の成長及びDXの推進に伴うワークフロー需要の拡大を背景として、Webを活用したセミナー、無料トライアルの実施等により、新規導入企業数が順調に推移した。また、パッケージソフトのX-pointからのシフトも増加した。

 3月通期の連結業績予想(2026年3月期)は、第1四半期が計画どおりに推移しているため期初に開示した予想を全体に継続するとし、売上高は31億20百万円(前期比12.8%増)、営業利益は11億70百万円(同10.6%増)、当期純利益は7億84百万円(7.6%増)とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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