カネミツ、上場20周年で記念配当実施へ、期末配当に5円上乗せし年間36円50銭に修正

■年間配当予想は前回比5円増、前期実績を大きく上回る水準

 カネミツ<7208>(東証スタンダード)は8月21日、2026年3月期の期末配当予想を修正すると発表した。従来は1株当たり16円を見込んでいたが、上場20周年を記念して5円を加えることで、期末配当を21円とする。これにより年間配当は前回予想の31円50銭から36円50銭へ引き上げられる。同社は株主への長年の支援に謝意を示すとともに、利益還元を強化する姿勢を示した。

 前期(2025年3月期)の年間配当は30円であり、今期はそれを6円50銭上回る水準となる。今回の修正は株主還元を重視する姿勢を反映したものであり、記念配当を通じて投資家との関係強化を目指す。同社は今後も持続的成長に向けた経営と株主への利益還元を両立させる方針を強調している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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