NEC、伊藤園にマーケティングAI提供、生成AIと購買データで迅速立案

■「matcha LOVE抹茶」動画で効果確認、販売拡大と制作効率化を実現

 NEC<6701>(東証プライム)は9月12日、伊藤園<2593>(東証プライム)に対しマーケティング施策立案ソリューション「BestMove」の提供を開始したと発表した。同ソリューションはNECの生成AI技術と購買傾向分析データを組み合わせ、最適なターゲット顧客層や高い反応率が期待できる施策を提示するクラウドサービスである。伊藤園は緑茶飲料「お〜いお茶」などのブランド強化に活用する計画であり、本格利用が始まった。

 伊藤園は導入前に検証を実施し、同ソリューションの提案を基に動画広告を制作したところ、SNS上での閲覧数が前回比125%増の3.1万回に達し、販売拡大や制作期間短縮にもつながった。具体的には「matcha LOVE 抹茶(パウダーイン)」シリーズのプロモーションに活用され、人間では発想しにくいキャッチコピーや多言語対応などのアイデアが生まれたことが成果として確認された。

 今後NECと伊藤園は、同ソリューションを通じブランド価値を高める共創を推進する。NECは食品・飲料・消費財分野をはじめ幅広い企業に提供を拡大し、消費者ニーズに即した施策立案を支援する方針である。さらに業務効率化や人材育成にも寄与し、社会課題解決と市場の活性化を目指すとともに、自社のDX戦略「BluStellar」の中核サービスとして位置付け、先端技術を用いた価値創造を進めるとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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