ユークス、アクアプラスを完全子会社化、フィックスレコードも傘下にしゲーム・音楽事業を拡充
- 2025/9/1 07:08
- IR企業情報

■ゲームと音楽分野で事業基盤を強化、エンタメ領域の競争力を高める
ユークス<4334>(東証スタンダード)は8月29日、ゲームソフトや音楽コンテンツ事業を手掛けるアクアプラスの株式をすべて取得し、完全子会社化したと発表した。これに伴い、アクアプラス傘下のフィックスレコードもユークスの子会社となった。今回の取引は、同社が8月4日に公表していた子会社化計画に基づくものであり、正式に完了した形となる。
アクアプラスは1994年設立で、東京都新宿区に本社を置き、代表取締役は下川直哉氏。ゲームソフトの企画・開発・販売を中心に、音楽や映像コンテンツの制作・販売、さらに音楽スタジオの運営などを展開している。資本金は6100万円で、業界内で独自の存在感を示してきた。一方、フィックスレコードは2013年設立で大阪市に拠点を置き、音楽制作事業を手掛けており、代表取締役は同じく下川氏が務めている。
株式取得日は8月29日とされ、これによりユークスはゲームと音楽の両分野で事業基盤を拡大することになる。今後の連結業績への影響については現時点で精査中であり、必要に応じて業績予想の修正や関連情報を速やかに開示するとしている。同社はエンターテインメント領域の強化を通じて、企業価値のさらなる向上を目指す構えだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)