シナネンHDが次第高、業績好調な上「中東産LPG原油安でも需要安定」と伝えられ注目強まる

■第2四半期の決算発表は11月11日を予定

 シナネンHD(シナネンホールディングス)<8132>(東証プライム)は9月16日、次第高の相場となり、午前11時過ぎには6830円(130円高)まで上げて再び上値を指向している。第1四半期(2025年4~6月)の連結営業利益が前年同期の2倍超となるなど業績が好調な上、直近は「中東産LPG据え置き、9月積み対日、原油安でも需要安定」(日本経済新聞9月12日付朝刊)と伝えられたことも株式市場関係者の間で材料視されている。

 この第1四半期は、「エネルギー卸・小売周辺事業(BtoC事業)」、「エネルギーソリューション事業(BtoB事業)」ともに灯油の販売数量増加及び販管費の低減等、石油類の販売数量増加等により大幅な増益となった。第2四半期の決算発表は11月11日を予定し、まだ先になるが好調な展開の継続に期待が強まっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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