【編集長の視点】ジェリービーンズG、大ヒット「クリーミーヨーグルトボール」が牽引し業績予想を上方修正

■業績上方修正・赤字縮小を手掛かりに底値買いが再燃

 ジェリービーンズグループ<3070>(東証グロース)は、前日16日に4円高の122円と3営業日ぶりに反発して引け、取引時間中には135円と買われる場面もあり、9月4日に突っ込んだ直近安値118円から底上げした。今年9月11日に発表した今2026年1月期業績の上方修正・赤字幅縮小を見直し下げ過ぎ修正買いが再燃した。テクニカル的にも今年7月10日につけた年初来高値323円から、底打ち確認のアノマリーとされる「半値八掛け二割引き」水準まで調整しており、側面支援材料視されている。

■「クリーミーヨーグルトボール」や「悪魔チョコビンズ」が大ヒット

 同社の今2026年1月期業績は、期初予想より売り上げが10億2100万円、営業利益が2億4500万円、経常利益が2億4000万円、純利益が1億3700万円それぞれ引き上げられ、売り上げは22億2200万円(前期比2.67倍)と大幅増収転換し、営業利益は9500万円の赤字(前期は5億1900万円の赤字)、経常利益は1億700万円の赤字(同5億3200万円の赤字)、純利益は2億1100万円の赤字(同5億1900万円の赤字)と赤字幅を大幅に縮小させる。子会社 Gold Starの大ヒット商品「クリーミーヨーグルトボール」や「悪魔チョコビンズ」が、大手コンビニエンスストアや大手食品スーパーでの取り扱いが拡大し、「韓国アイス」の認知度も急速に高まり、子会社化した361°Sport Japanで取り扱っているスポーツシューズ「361°Sport」のEC販売を強化するとともに今年10月に1店舗を出店することなどが寄与する。

 この業績上方修正とともに同社は、策定した中期経営計画も発表しており、次期2027年1月期は業績の黒字化、2028年1月期は連結営業利益の前期比20%増を目標業績としている。今年8月29日に実施した新株式・新株予約権発行で調達した資金も、資金使途を一部変更し、Gold Starの事業運転資金を拡大させる。

■底打ちアノマリーの「半値八掛け二割引き」を示現しまず3分の1戻しを目指す

 株価は、トランプ関税による世界同時株安時につけた年初来安値81円からGold Star商品のセブンーイレブンでの販売開始とともに205円と上値を伸ばし、パーソナルトレーニングジムのオープンではストップ高を交えて290円と買われ、「クリーミーヨーグルトボール」や「悪魔チョコビンズ」の大ヒットを受け年初来高値323円へ急伸し3.89倍の大化けを演じた。同高値後は、第三者割当増資を引き受けた株主が、株式売却とともに直ちに譲渡報告書を提出する確約書を義務付けられたことを嫌って窓を開けて117円まで急落した。同安値での業績上方修正の発表であり、またテクニカル的にも年初来高値から「半値八掛け二割引き」水準まで調整、底打ちのアノマリーを示現しており、一段の底上げが有力になる。まず年初来高値から直近安値への調整幅の3分の1戻しの185円を目指そう。(情報提供:日本インタビュ新聞・インベストメントナビゲーター:株式投資情報編集長=浅妻昭治)

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