ラバブルマーケティンググループ、子会社コムニコのエンジニアがAI活用100%に到達
- 2025/9/17 12:39
- IR企業情報

■AI全面導入でSaaSツール開発を効率化、工数大幅削減
ラバブルマーケティンググループ(LMG)<9254>(東証グロース)は9月17日、子会社コムニコにおいてエンジニアのAI活用率が100%に到達したと発表した。コムニコはSNS運用効率化ツール「コムニコ マーケティングスイート」やキャンペーンツール「ATELU(アテル)」の開発を手掛けており、AIを全面的に導入することで開発工程の計画立案から実装に至る業務工数を大幅に削減した。これにより、開発サイクルの高速化と内製化の推進が実現した。
同社グループは2024年12月にAI・DX推進室を設置し、全社的な生産性向上と効率化を進めてきた。その一環として、コムニコのエンジニア全員がAIを日常業務に組み込み、特にプロトタイプ制作や実装段階での効率化が顕著となった。2025年11月までにSaaSツール開発の完全内製化が見込まれており、将来的には開発業務時間の9割削減を目指している。
創出された時間は、顧客ニーズの深耕や新規機能の追加、新ツール開発の検証に活用される予定である。これにより既存サービスの品質強化や顧客のマーケティング活動支援に寄与し、グループ全体の成長に結び付ける考えだ。ラバブルマーケティンググループは「最も愛されるマーケティンググループを創る」を掲げ、共感を重視したマーケティング事業を展開している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)