イトーキ、「Workscene Colors」発表 色でつなぐ新オフィス空間を提案

■ワークテーブル「アクトリンク」や収納「エスキャビネット」など多彩な新色展開

 イトーキ<7972>(東証プライム)は10月16日、オフィス空間を「色」でつなぐ新たな執務エリア製品シリーズ「Workscene Colors(ワークシーンカラーズ)」を発表した。同シリーズは、コワークエリアやコミュニケーションエリアと執務エリアを共通のカラートーンで調和させ、空間全体に一体感をもたらすことを狙う。ワークテーブル「アクトリンク」や収納「エスキャビネット」など複数のラインアップを拡充し、2025年11月より順次発売する。スペシャルサイトを通じて詳細を公開している。

 同シリーズは、イトーキが提案する「色でつながる執務エリア」をテーマとした新ラインアップである。スタンダードな執務家具に共通トーンを採用し、心理的な快適性とデザイン性を両立させた。オフィス内のどこでも居心地よく過ごせ、自然なコミュニケーションが生まれる空間づくりを支援する。開発背景には、人的資本経営への関心の高まりや、コミュニケーションを重視する働き方の変化がある。イトーキは従来、居心地のよい共創エリアを提案する「Co-Workscenes」を展開してきたが、今回の「Workscene Colors」は働く中心である執務空間の質を高め、全体の調和を図るものと位置付けている。

 製品では、ワークテーブル「アクトリンク」に3種の新色(ホワイトグレーW、ソフトトープ、ティールブルー)を追加し、形状や配線仕様を拡充。オーバルテーブルやハイテーブルなど多様な執務スタイルに対応する。収納「エスキャビネット」も新色を採用し、サテン調仕上げで上質な印象を強調した。加えて、固定席のフリーアドレス化を支援する新製品「CMワゴン」と、機能性とデザイン性を兼ね備えた「インステートワゴン」を発売。いずれも2025年11月より順次販売され、価格帯は6万円台から10万円台まで幅広い。イトーキは1890年創業以来、「明日の『働く』を、デザインする。」を掲げ、オフィス家具の製造販売や空間デザイン、コンサルティングを展開しており、今回のシリーズ投入を通じて、空間DXと新しいワークプレイス創出を加速させる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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