【株式市場】政局安定観測で日経平均4万8千円台回復、半導体株が主導

■「高市トレード」再燃、ハイテク株高と連立協議進展が追い風

 10月16日、日経平均株価の前引けは、415円40銭高の4万8088円07銭で取引を終えた。東証株価指数(TOPIX)も15.54ポイント高の3199.18と上昇し、両指数ともに堅調な推移を示した。自民党と日本維新の会による政策協議開始を受け、政局の不透明感がやや後退。米国市場でのハイテク株高を背景に半導体関連株が買われ、相場を押し上げた。

 市場全体では、東証プライム市場の値上がり銘柄数が813、値下がりは711、変わらず87。業種別では33業種のうち23業種が上昇し、上位は情報・通信、精密機器、電気・ガス、輸送用機器など。値下がり上位にはその他製品、サービス、保険業が並んだ。連立協議をきっかけに「高市トレード」とも呼ばれる政策安定期待が強まり、買い戻しが広がったとの見方が出ている。

 個別銘柄では、サイゼリヤ<7581>(東証プライム)が前日比705円(14.70%)高の5500円と急騰し、値上がり率1位となった。キオクシアホールディングス<285A>(東証プライム)やルネサスエレクトロニクス<6723>(東証プライム)など半導体関連株も軒並み上昇し、ハイテクセクター全体に買いが波及した。ソフトバンクグループ<9984>(東証プライム)は6.58%高と続伸し、指数押し上げに寄与した。東証スタンダードでは、助川電気工業<7711>(東証スタンダード)が18.84%高、ヒーハイスト<6433>(東証スタンダード)が17.83%高をつけるなど、好材料銘柄を中心に物色が広がった。連立協議の進展を背景に、政局安定を好感する買いが引き続き相場を支えている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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