イトーキ「クロッサWOOD」、ウッドデザイン賞2025で林野庁長官賞を受賞

■オフィスの木質化と実用性を両立、軽量性と快適性が評価

 イトーキ<7972>(東証プライム)は11月11日、自社製品「クロッサWOOD」が「ウッドデザイン賞2025」において優秀賞にあたる林野庁長官賞を受賞したと発表した。同製品はカリモク家具との協業により、国産広葉樹クリ材を活用したデザイン性と機能性を両立したワークチェアである。

 クロッサWOODは、ダイニングチェアのようなフォルムを持ちながらも折りたたみと自立が可能で、収納効率や軽量性を兼ね備えた製品である。重量5.2キログラムの軽量設計により、持ち運びやレイアウト変更にも対応しやすく、快適な座り心地とフィット感を実現した。木質化と実用性のバランスが高く評価され、オフィス環境の多様化に応じた家具として注目を集めた。

 ウッドデザイン賞は、木の価値をデザインの力で再構築することを目的とする顕彰制度で、今年で11回目の開催となる。応募総数327点のうち206点が入賞し、表彰式は12月10~12日に東京ビッグサイトで開催される「エコプロ2025」で行われる予定である。イトーキは創業以来、「明日の『働く』を、デザインする。」を掲げ、オフィス家具や空間デザイン、コンサルティングなどを通じて新しいワークプレイスの創出に取り組んでいる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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