コカ・コーラ ボトラーズジャパン、育休早期復帰者向け新支援施策を導入
- 2025/11/12 10:16
- IR企業情報

■産後6か月以内復職の女性社員を対象に、復帰支援を制度化
コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス<2579>(東証プライム)傘下のコカ・コーラ ボトラーズジャパンは11月12日、育児とキャリア形成の両立を支援する新たな子育て支援施策を導入したと発表した。出産後6か月以内に職場復帰した女性社員を対象に、2025年10月から病児保育やベビーシッター、家事代行などの費用補助制度を開始した。社員が育児と仕事を無理なく両立できるよう、福利厚生を拡充し、復職支援体制を整備した。
新施策は、子どもが満2歳になるまで利用可能で、急病時の病児保育先確保を目的とした法人契約や、ベビーシッター券の活用による自己負担軽減、家事代行サービスの補助などを行う。また、企業主導型保育園の利用支援や、サービス対象外地域における代替支援も設け、地域格差のない環境整備を進める。復職支援では、出産・育児ガイドブックやヒアリングシートを活用し、上司や人事が連携して柔軟な復帰時期や働き方を個別に検討する仕組みを構築した。
同社はこれまでも男性社員の育児休暇取得率100%を達成するなど、多様性とウェルビーイングを重視した職場環境づくりを推進してきた。今後も、社員一人ひとりのライフステージに応じた支援を強化し、多様な人材が能力を発揮できる企業文化を醸成する方針である。持続的な成長と企業価値向上を目指し、ダイバーシティ経営を一層推進していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)






















