豊田通商、国内初の風力発電所直結型グリーンデータセンター始動

■樺岡ウインドファーム隣接、再エネ100%で2027年稼働目指す

 豊田通商<8015>(東証プライム)は1月14日、グループ会社のユーラスエナジーホールディングスとともに、北海道稚内市で風力発電所直結型のグリーンデータセンター事業「宗谷グリーンデータセンターI(仮称)」を開始すると発表した。風力発電所から自営線で直接送電される「生グリーン電力」を活用するデータセンターは、国内で初めてとなる。

 同事業は、ユーラスエナジーグループが運営する樺岡ウインドファームに隣接してデータセンターを建設し、系統を介さずに再生可能エネルギーを供給する点が特徴だ。宗谷地域は総連系容量525.5MWの風力発電所が集積する一方、電力需要不足や送電網容量の制約から新設が難しい課題を抱えており、再エネの地産地消と送電網負荷軽減が求められていた。

 データセンターは敷地面積9,900㎡、受電容量3MW規模で、2026年4月に着工し、2027年中の本格稼働を目指す。豊田通商はデータセンターサービスを、ユーラスエナジーは建屋整備と電力供給を担い、再エネ100%の安定供給体制を構築する。中長期的には2030年頃を目途に10~20MW規模への拡張や大規模集積開発も検討し、「ワット・ビット連携」の推進と地方分散型デジタルインフラの創出を図る。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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