酉島製作所、川崎LH2ターミナル向け世界最大級液化水素ポンプ受注

■川崎重工が建設する官民連携事業、NEDO実証の主要設備

 酉島製作所<6363>(東証プライム)は1月26日、川崎重工業<7012>(東証プライム)が建設を進める世界最大級の液化水素基地「川崎LH2ターミナル」向けに、大流量液化水素ポンプを受注したと発表した。同基地は、国の助成事業を活用した官民連携プロジェクトで、日本水素エネルギーを事業主体とし、川崎重工を代表企業とする共同企業体が設計・建設を担っている。

 川崎LH2ターミナルは、NEDOの「グリーンイノベーション基金事業」に採択された「液化水素サプライチェーンの商用化実証」に位置付けられる中核設備である。貯蔵容量5万平方メートルの液化水素貯蔵タンクをはじめ、海上荷役設備、水素液化設備、送ガス設備、ローリー出荷設備などを備え、世界初となる商用規模の液化水素施設として整備が進む。

 今回受注したのは、昇圧ポンプ5台と積荷ポンプ1台で、いずれも超電導モータ搭載型液化水素ポンプを採用する。最大流量700立方メートル/hを実現する同技術は、発熱を抑え蒸発ロスを大幅に低減できる点が特長である。同社は今後も大流量・高効率技術の開発を進め、大規模水素サプライチェーンの構築と脱炭素社会の実現に貢献するとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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