【銘柄フラッシュ】ウインテストなど急伸し新規上場のジェイリースは好発進

銘柄

 22日は、東証1部の値上がり率(上場投信を除く)1位がフォーカスシステムズ<4662>(東1)の18.7%ストップ高となり、UBIC<2158>(東マ)などと医療へのAI(人工知能)活用などが材料視されて急伸。2位は東京鐵鋼<5445>(東1)の13.1%高となり、投資ファンドのエフィッシモ・キャピタル・マネジメントの保有などが材料視されて一時ストップ高の22.8%高まで急伸。3位は株価2ケタのランド<8918>(東1)の9.5%高となった。

 本日上場のジェイリース<7187>(東マ・売買単位100株)は九州を地盤に家賃保証事業などを展開し、公開価格は3100円。10時6分に4170円で初値がつき、その後4740円まで上昇。後場は売買交錯となり、終値は3500円。

 巴川製紙所<3878>(東1)は前週末に合宿セミナーを行った投資家グループが注力との見方あり6.0%高。エイチーム<3662>(東1)はオンラインゲームの登録者数拡大に加えて挙式場をVR(拡張現実)技術による360度動画で事前内覧する業界初のシステムが言われて8.9%高。

 ウインテスト<6721>(東2)は有機EL関連株人気や新株予約券の発行による新展開への期待などでストップ高の29.3%高。ぷらっとホーム<6836>(東2)も屋外型IoTボックスソリューションなどが好感されてストップ高の17.3%高。

 ホープ<6195>(東マ)は自治体支援事業を行い、6月15日上場後下値固めだったが、地方創生政策に基づき国立大学が地域学部を、と伝えられ期待が広がりストップ高の23.3%高。GMOTECH<6026>(東マ)はインバウンド向けマーケティングサービスなどが好感されて一時ストップ高の18.4%高となり大引けも17.4%高。フリークアウト<6094>(東マ)は7月上場のLINE向け広告システムなどが言われ8.9%高の大幅続伸。

 ソフトフロント<2321>(JQG)は1位株主Oakキャピタル<3113>(東2)の保有割合が大きく低下との発表を受けて投資育成が一巡との見方があり業績回復が本格化との期待も聞かれて急伸し20.6%高。fonfun<2323>(JQS)は2月も22日に急伸し、3月も22日に月間の高値をつけたことがあるとされて思惑が広がったようで17.7%高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AI機能強化でさらに便利に!Siriの進化とChatGPT統合で作業効率向上  Appleは3月…
  2. ■ChatGPT Enterpriseを活用し、業務効率化と新たな価値創造を推進  ふくおかフィナ…
  3. ■2024年度の美容室倒産件数、前年を大幅に上回る197件  帝国データバンクの調査によると、20…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■スタンレー電気など年初来安値銘柄の業績見通しに焦点  日経平均株価が4月に大幅下落する中、年初来…
  2. ■トランプ劇場、急転換の舞台裏!米中摩擦、FRB人事…予測不能な変幻自在  「クルマは急に止まれな…
  3. ■5大商社決算発表を前に高まる投資家の期待感  世界三大投資家の一人ウォーレン・バフェットが日本の…
  4. ■「市場の反乱」の一段落で「市場の勝利」を期待しバフェット流に商社株にバリュー株投資も一考余地  …
  5. ■株価55%高もまだ割安!?記念優待利回り10%超の注目株  10日には米国の関税発動停止を受け、…
  6. ■一喜一憂の投資家心理、トランプ関税「一時停止」の罠  まずフェイクニュースかと目と耳を疑った。次…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る