【注目銘柄】日本ピラー工業は17年3月期通期業績予想と配当予想を増額修正、06年高値試す

注目銘柄

 日本ピラー工業<6490>(東1)に注目したい。メカニカルシールの大手で、フッ素樹脂応用製品の半導体・液晶製造装置向けピラフロンも展開している。2月3日発表した17年3月期第3四半期累計の連結業績が大幅増収増益となり、通期業績予想と配当予想を増額修正した。株価は07年来の高値水準で、6日の急騰に続いて7日も1625円まで上げた。増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。

 17年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結業績は、売上高が前年同期比16.3%増の192億68百万円で、営業利益が同48.4%増の35億82百万円、経常利益が同48.5%増の37億06百万円、純利益が同37.9%増の23億61百万円だった。

 産業機器関連は20.2%増収、電子機器関連事業は28.3%増収と好調だった。産業機器分野向けシール製品は精密機械装置向けが順調だった。また半導体・液晶製造装置向けピラフロンが半導体製造装置業界の活況を背景に大幅伸長した。建築業界向け免振関連製品も堅調だった。

 通期の連結業績予想は、売上高を10億円増額して前期比13.2%増の260億円、営業利益を7億円増額して同38.3%増の48億円、経常利益を8億50百万円増額して同40.2%増の49億円、純利益を5億円増額して同25.1%増の30億円とした。増額修正は16年11月に続いて2回目である。

 配当予想は期末6円増額して年間34円(第2四半期末14円、期末20円=普通配当16円+特別配当4円)とした。前期との比較でも6円増配となる。

 株価は2月7日に1625円まで上伸した。07年来の高値水準である。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シャープ堺工場跡地を再活用、水冷技術と再エネ電力で高性能計算を実現  KDDI<9433>(東証…
  2. ■2026年3月6日全国公開、日本の観客へ感謝を込めた特別版  ギャガは、『映画 冬のソナタ 日本…
  3. ■写真555点で広がる味覚の世界、0歳からの「はらぺこ図鑑」  学研ホールディングス<9470>(…
2026年3月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

ピックアップ記事

  1. ■JR東日本、約40年ぶり運賃改定で鉄道株に注目  JR東日本<9020>(東証プライム)は3月1…
  2. ■中東情勢の行方が左右する「彼岸底」シナリオと原油危機回避の可能性  願わくば少なくともアノマリー…
  3. ■投資バリューは中立も株価材料として機能する局面も  株式市場は3月相場入りを控え、株式分割銘柄の…
  4. ■東京市場、株式分割ラッシュ拡大、値がさ化の進行が契機  3月相場は、また「二日新甫」である。「二…
  5. ■地銀・建設・リサイクル株が業績上方修正クラスターを形成  今週の当コラムは、内需ディフェンシブ株…
  6. ■「TACO」神話揺らぐ、内需関連が上場来高値圏  またまた「TACO(トランプはいつも尻込みする…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る