CRIミドルウェアが「自動採譜」も可能な超高速・楽曲解析ミドルウェア「BEATWIZ」を東京ゲームショウ2019でデモ披露

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■独自の情感楽譜転写エンジンにより高精度な「自動採譜」を実現

CRI・ミドルウェア<3698>(東マ)では、大型アップデートにより自動採譜が可能になった超高速・高精度な楽曲解析ミドルウェア「BEATWIZ(ビートウィズ)」を、9月12日(木)から15日(金)まで開催される「東京ゲームショウ2019」(千葉・幕張メッセ)でデモ披露する。

■いわゆる「耳コピ」のサポートツールとしても

 「BEATWIZ(ビートウィズ)」は、楽曲を入力するだけで、テンポ(BPM=Beats Per Minute、速さ)、ビート(拍子)、サビ(盛り上がり)などの情報を瞬時に解析・検出する、超高速かつ高精度な楽曲解析ミドルウェアで、今回の大型アップデートにより、従来からの超高速・高精度なビート解析機能に加え、自動採譜や音楽の情感情報を得られる機能が加わり、楽曲に同期した演出・制作がさらに行いやすくなった。

■従来のストリーミング音楽では判定が難しかった「拍子情報」も取得

 用途例としては、自分の好きな音楽で楽しめる「音楽ゲーム」の制作、音楽に同期した演出を制作するための工数をできるだけ削減したいプロジェクトに、ファイル単位に加え、ストリーミングや環境音楽に反応する照明、振動、DJ/VJ器具などの制御に、そして、いわゆる「耳コピ」のサポートツールとしての活用などができるという。

 また、今回のアップデートにより、曲のプレビュー切り出しの自動設定なども可能になった。工夫次第で応用できる用途は無限に広がるようだ。
 「BEATWIZ(ビートウィズ)」の主なアップデート機能としては、次のような革新的な活用が可能になった。

(1)CRI独自の解析機能を持つ情感楽譜転写エンジン「eMUTE」(Emotional MUsic Transcription Engine)により、高精度な「自動採譜」を実現。
 精度と汎用性をより一層高めたボーカル分離機能と、人間の歌声の特性を捉えた強力な補正機能により、歌入りの曲を入力するだけで、ボーカル部分の楽譜が出力される「自動採譜」を実現。

(2)CRI独自のボーカル解析プロセッサ(WOTW)により、情感あふれる楽譜の出力が可能に。
 eMUTEに付属した、独自の様々なボーカル解析プロセッサにより、単なる音符情報に加え、息継ぎ(ブレス)検出、装飾・強弱・表現記号を付けた、情感あふれる楽譜が出力可能となった。また、楽譜で解析結果が得られるため、Aメロ、Bメロ、サビなどのフレーズ構成精度も大幅に向上し、さらに調号(ハ長調などの情報)や、音階(演歌・琉球民謡などの情報)の検出も可能になった。

(3)リアルタイムビート解析エンジンをさらに高精度化。ついにストリーミング音楽でも拍子情報が取得可能に。
 リアルタイムビート解析エンジンを改良した結果、従来のストリーミング音楽では判定が難しかった「拍子情報(拍子数と1拍目(ダウンビート)の位置)」が取得できるようになった。

(4)従来からのビート解析エンジンもさらに高精度化。打ち込み系の曲ならば、ほぼ100%の正答率に。
 従来からのファイル単位のビート解析エンジンもさらに高精度化し、誤検出率が大幅に低減し、最近の打ち込み系の曲のBPM値ならば、ほぼ100%の正答率を得ることが可能となった。

 これら4項目の一連の処理は、安価なPC、スマホ、組込み機器等の限定された計算資源しか持たないハードウェアでも軽量にかつリアルタイムで実行できるので、ストリーミング音楽の解析にも適しているという(一部機能を除く)。(HC)

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