【株式市場】日経平均は後場一段安となり1月7日以来の2万8000円割れに

株式

◆日経平均は2万7663円39銭(534円03銭安)、TOPIXは1808.78ポイント(30.07ポイント安)、出来高概算(東証1部)は15億7635万株

 1月29日(金)後場の東京株式市場は、米国の夜間取引で株価指数先物が一段安とされた上、正午に半期決算を発表したアステラス薬<4503>(東1)や13時に発表した清水建設<1803>(東1)が一段安とあって手控え感が強まった。日経平均は一段安で始まり、13時過ぎに下げ幅500円を超え、多少持ち直したが大引けにかけて再び下げて567円62銭安(2万7629円80銭)。大引けは1月7日以来の2万8000円割れとなった。

 後場は、昼12時半に四半期決算を発表した東洋水産<2875>(東1)、13時半に発表した第一三共<4568>(東1)も下げ、平均株価を引き下げた。一方、14時に発表した神栄<3004>(東1)は一時急伸し、同じく王将フード<9936>(東1)は一段高。28日発表のサイオス<3744>(東2)ムラキ<7477>(JQS)は終日ストップ高買い気配。G-FACTORY<3474>(東マ)は廉価うなぎ店のテイクアウト強化などで一段高。

 東証1部の出来高概算は15億7635万株(前引けは6億3545万株)、売買代金は3兆2329億円(同1兆2723億円)。1部上場2191銘柄のうち、値上がり銘柄数は314(前引けは923)銘柄、値下がり銘柄数は1834(同1157)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は3業種(前引けは12業種)にとどまり、不動産、証券/商品先物、海運が高かった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る