ペプチドリームが次第高、合弁会社ペプチエイドの新型コロナ薬開発など買い材料視

銘柄

■「国産ワクチン治験進む」との報道を受け改めて期待と注目が再燃

 ペプチドリーム<4587>(東1)は11月22日、時間とともに反発幅を広げ、午前10時30分過ぎには6%高の2874円(169円高)まで上げて出直りを強めている。合弁会社ペプチエイドが新型コロナウイルス感染症治療薬候補の臨床試験を2021年中には開始する予定で開発に取り組んでおり、22日付の日本経済新聞が「国産ワクチン治験進む」と題した特集記事を掲載したことを受け、期待と注目が再燃する形になった。

 ペプチエイド株式会社は、ペプチドリーム、富士通、みずほキャピタル、竹中工務店、キシダ化学の出資により2020年10月に設立された。「ペプチドリームの初期探索研究によって見出された特殊環状ペプチドに基づき(中略)、極めて高い抗ウイルス活性(既存薬であるレムデシビルとの比較試験2において数千倍の活性)を有し(中略)、前臨床試験を開始した」(ペプチエイド21年3月23日付発表リリースより)。バイオベンチャー好きの投資家にとっては最高の注目材料になるのではないか、といった見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年12月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

ピックアップ記事

  1. ■業績上方修正、増配、自己株買い…メガバンクが躍進  同コラムでは、11月11日付けで業績を上方修…
  2. ■サンタクロースはGPIF?日経平均急騰の背景と、日米中銀の思惑  突如、「餅つき相場」、「クリス…
  3. ■低位株と割安銘柄で挑む12月決算市場  12月期決算銘柄の師走相場では、業績を上方修正し増配を発…
  4. ■師走相場、守りと攻めの二刀流で挑む年末投資戦略  「守るも攻めるも」あと1カ月である。師走相場が…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る