栗田工業は後場は再び強含む、一段と高性能の超純水製造用樹脂に注目集まる

話題株

■最先端の半導体製造用に北米で採用と発表

 栗田工業<6370>(東1)は1月13日、5420円(70円高)まで上げた後一時20円安まで軟化したが、後場は再び強含んで5390円(40円高)まで上げ、日経平均の250円安などに逆行高となっている。同日付で、「半導体産業の生産技術進歩に貢献する高純度な超純水製造用機能材の海外展開を加速」と発表し、注目度が強いようだ。

 発表によると、このたび、最先端の半導体製造に寄与する高純度な超純水製造用機能材「KR-FM樹脂」が北米で採用された。三菱ケミカルHD<4188>(東1)の三菱ケミカルと共同開発した。従来の超純水では困難になりつつある微粒子除去などが可能になり、最先端の半導体製造における歩留まり向上および安定操業への貢献が期待されるという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■昔ながらの味わいを現代風にアレンジ、全国スーパーなどで展開  第一屋製パン<2215>(東証スタ…
  2.  日清食品ホールディングス<2897>(東証プライム)傘下の日清食品は8月18日、「カップヌードル…
  3. ■世界が注目する学問を豊富な事例とイラストで紹介  学研ホールディングス<9470>(東証プライム…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■東京市場、リスクオンとリスクオフが交錯、安全資産関連株に注目  週明けの東京市場は、米国株反発に…
  2. ■公明党離脱ショック一服、臨時国会控え市場は模索  またまた「TACO(トランプはいつも尻込みして…
  3. ■自民党人事でハト派ムード先行、逆張りで妙味狙う投資戦略も  今週の当コラムは、ハト派総裁とタカ派…
  4. ■総裁選関連株が再び脚光、政権交代期待が市場を刺激  今週の最注目銘柄は、さいか屋<8254>(東…
  5. ■金先物関連株、最高値更新で安全資産需要が強まる  日本取引所グループ<8697>は9月24日、今…
  6. ■石破首相辞任表明後も市場は急落回避、投資家の買い意欲継続  「一寸先」は、不確実で予測が難しい。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る