マーチャント・バンカーズが田中角栄氏の田中土建工業と業務提携

マーチャント・バンカーズ

■新築マンション開発などで連携し堅実に不動産事業を強化

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は5月23日の午後、田中土建工業株式会社(東京都新宿区)との業務提携を発表し、建築事業、リノベーション・アフターメンテナンス事業、不動産事業の分野で提携を行うとした。

 発表によると、田中土建工業は、元総理大臣の田中角栄氏(第64代、65代内閣総理大臣)によって創業され、来年、令和5年(2023年)10月で創業80年。東京都内に20棟、神奈川県(藤沢市中心)18棟、埼玉県8棟のビルを保有している。建築業の実績も幅広く、オフィスビル(横浜市・城南信用金庫)、住宅マンション、医療施設及び官公庁のビル(日本動物高度医療センターなど)、個人住宅も扱っている。

 マーチャント・バンカーズの不動産事業に関して田中土建工業との親和性は高く、令和4年4月25日に発表した「新築マンション開発に関する取り組みのお知らせ」のとおり、新築マンション開発に取組むことにより、開発後の売却による開発利益も確保しながら、安定的家賃収入を拡大し、堅実に不動産事業を強化する。

 今回の不動産事業の強化により、さらに強固な収益基盤を確保のうえ、医療や健康の分野を中心に、社会性が高く、将来性や成長性の期待できる事業への取り組みも継続して強化していく。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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