インフォマートと兵庫県が“電子契約書”の実証実験を開始

 BtoBビジネスを革新する信頼のリーディングカンパニーを目指す、インフォマート<2492>(東証プライム)は7月6日、同社が提供する「BtoBプラットフォーム 契約書」が、兵庫県(所在地:兵庫県神戸市 知事:齋藤 元彦)における、契約事務のデジタル化による事業者及び庁内の負担軽減・事務効率化等の効果や課題の検証を目的に、実証実験を開始したと発表。

 兵庫県では、県民の利便性向上と職員の事務効率化を図る「スマート県庁」の実現に向けた取り組みを推進している。

 その一環として、契約書の製本・郵送にかかる時間や費用削減等が期待され、今後の普及が予想される電子契約の導入に向けて、書面の契約と比較した効果や課題を検証するため、「BtoBプラットフォーム 契約書」を用いた電子契約書導入の効果と導入に向けた実証実験を開始する。

 まずは、書面契約と電子契約(模擬契約)を比較し、所要時間等の測定や業務プロセス上の課題等を抽出する。

■実証実験の概要

・内容:模擬的に電子契約を行い、現行の書面契約と比較・検証を実施
・期間:2022年6月27日(月)~2022年8月31日(水)

■サービス・実証実験に関するお問い合わせ先

・電子契約事業 デジタルコントラクト事業部 デジタル・ガバメント事業室

 同社は、従来、紙で行っていた契約書締結のプロセスをデジタル化することで、地方自治体と企業、さらにその取引先同士がつながり、双方の間接業務の負荷削減を進め、社会全体の働き方改革とDX実現を目指する。

■「BtoBプラットフォーム 契約書」

 企業間で交わされる契約をWeb上で締結できるクラウドサービスである。
 契約の締結・管理をデジタル化し一元管理することで、従来の契約業務にかかっていた手間とコストを削減する。また、社内承認をWeb上で行うことができるワークフローシステムや、紙の契約書をデータ化し、アップロード登録ができる「自社保管」機能も搭載。バックオフィス業務の効率化やテレワークが実現する。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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