【決算発表ピークアウト後の相場展望】夏枯れ相場を回避するための戦略

■夏休み返上のサマーラリーは期待できるか?

 3連休明け14日の日経平均株価の寄り付きは、小幅安で始まったあと下げ幅を拡大して一時96円安から、一転して140円高とプラスに転じたあとプラスマイナスの攻防が続いている。(9時48分現在)

 決算発表がピークアウトした3連休前の10日、株価は高値で引けた。決算内容は大幅増益や業績修正などポジティブなものが多く、市場参加者はサマーラリーを期待した。しかし、この週明け以降は、決算プレイの延長戦が続くのか、それとも手掛かり材料消失の決算発表ロスと夏枯れ相場に陥るのか見通し難い。

■証券各社の大幅増益に続くものは?

 決算プレイの第2ラウンドを行うためには、決算内容を精査し、業績高変化や株価動向に注目する必要がある。証券各社の1Q速報値は大幅増益や黒字転換を示し、日経平均株価もバブル崩壊後の高値まで買われた。しかし、株価の初期反応は2013年のアベノミクス・クロダノミクス相場と比べておとなしめだった。日銀の金融政策や米国国債の格下げなどの影響も考慮する必要がある。

 夏枯れ相場を回避するためには、決算発表以外の材料を探すことが重要だ。お盆休みや台風、高校野球などの季節要因や、新型コロナウイルス感染拡大やワクチン接種などの社会情勢にも目を向けるべきだ。また、増配や株式分割、自己株式取得やTOBなどの株主還元策にも注目することができる。夏枯れ相場は避けられないとしても、個別銘柄やセクターにチャンスがあるかもしれない。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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