シナネンHD、「シナネンあかりの森プロジェクト」が沖縄の海洋保全活動への支援を開始

■「瀬良垣島・クマノミ育成プロジェクト」を推進

 シナネンホールディングス(シナネンHD)<8132>(東証プライム)は、子会社のシナネンが「シナネンあかりの森プロジェクト」の一環として、瀬良垣島周辺でのカクレクマノミの育成と海洋での保全・復元を目的とし、リゾートホテル「ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄」(沖縄県国頭郡)への支援を開始したと発表した。(写真:左からシナネン渡邉専務、ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド村尾沖縄総支配人、シナネン清水社長、シナネン電力事業推進飯田部長)

 ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄では、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の海洋気候変動ユニットの監修のもと、地元瀬良垣島周辺でのカクレクマノミの育成と海洋での保全・復元を目的とした「瀬良垣島・クマノミ育成プロジェクト」を行っている。

 カクレクマノミは近年世界的に個体数が減少していると言われており、沖縄本島では先島諸島に比べ、岸に近い礁地に生息するカクレクマノミが少ないことが研究により示唆されている。カクレクマノミは生態指標生物(環境調査などで指標とすることができる生物)と言われており、カクレクマノミが暮らす海は、イソギンチャクが多く生息しており、豊かな海と評されている。

 「シナネンあかりの森プロジェクト」では、環境にやさしい自然エネルギー100%を利用することで地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出量を削減しながら積極的に自然を守る活動を行っている。発足以来、100年先の自然を守り育むプロジェクトとして、SDGsの目標7・13・15の達成を目指して自然を守る活動に取り組んできたが、2023年度からはSDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」の達成も目指し、森林だけではなく海洋の保全、生態系の保全への取り組みも積極的に推進していく。その活動の一環として、今回ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄が実施する海洋保全活動の主旨に賛同し、支援することとなった。

 今後は、同瀬良垣アイランド沖縄が実施する「瀬良垣島・クマノミ育成プロジェクト」への支援・協力を中心に、環境保全の大切さを伝える取り組みを展開していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■昔ながらの味わいを現代風にアレンジ、全国スーパーなどで展開  第一屋製パン<2215>(東証スタ…
  2.  日清食品ホールディングス<2897>(東証プライム)傘下の日清食品は8月18日、「カップヌードル…
  3. ■世界が注目する学問を豊富な事例とイラストで紹介  学研ホールディングス<9470>(東証プライム…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  2. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…
  3. ■自民党総裁選と連立問題が相場を左右、短期急伸と急落を交錯  高市トレードは、まるで「超高速エレベ…
  4. ■東京市場、リスクオンとリスクオフが交錯、安全資産関連株に注目  週明けの東京市場は、米国株反発に…
  5. ■公明党離脱ショック一服、臨時国会控え市場は模索  またまた「TACO(トランプはいつも尻込みして…
  6. ■自民党人事でハト派ムード先行、逆張りで妙味狙う投資戦略も  今週の当コラムは、ハト派総裁とタカ派…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る