サンバイオが一時49%高、「SB623」承認への期待に加え目標株価の引き上げなど材料視

■4日連続大幅高、薬事審の審議事項に記載とされて急騰開始

 サンバイオ<4592>(東証グロース)は6月17日、4日連続大幅高となり、一時49%高の1156円(381円高)まで上げて2022年10月以来の1000円台に進み、その後は売買交錯だが爆発的な出直り相場となっている。開発中の「SB623慢性期外傷性脳損傷プログラム」の承認への期待に加え、第1四半期決算での赤字大幅改善、証券会社による目標株価の引き上げが買い材料視されている。

 開発中の「SB623慢性期外傷性脳損傷プログラム」について、厚生労働省が6月19日に開催する薬事食品衛生審議会の部会の審議事項に同社開発品SB623である再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」が含まれていたと12日の15時に発表。この発表の前に一部報道で伝えられたとされ、株価は12日の午後から急伸相場となった。13日に発表した第1四半期決算は赤字が大幅に改善し、経常利益は前年同期比で黒字化。14日には野村証券が目標株価を2300円から2500円に引き上げたと伝えられた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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