シナネンHD、新潟県中魚沼郡津南町と、自治体・町民の共同参加型スマートシティプラットフォーム実証プロジェクト開始

■町全体のCO2排出量を可視化・削減ソリューションの提供

 シナネンホールディングス(シナネンHD)<8132>(東証プライム)は10日、同社と韓国のスタートアップのNINEWATT Co.,Ltd.が、新潟県中魚沼郡津南町との間で、自治体・町民の共同参加型スマートシティプラットフォーム実証プロジェクトを開始すると発表した。

 津南町では、2021年3月に、2050年までにCO2排出量実質ゼロを目指すことを表明し、ゼロカーボンに向けた基本的な方向性として、2022年9月に「津南町ゼロカーボン戦略」を策定し、町の脱炭素化に向けて取り組みを推進している。その中で、(1)町のゼロカーボンに向けた具体的な施策検討(2)地域の町民を巻き込んだ行動変容によるゼロカーボンの実現を目的に、シナネンホールディングス、NINEWATTとともに、今回実証を行う基本合意を締結することになった。

 同実証においては、NINEWATTが提供するCO2排出量の可視化システムを用いることで、津南町が保有するデータとオープンデータを組み合わせ、町全体のCO2排出量等をマップ上に可視化するシステムを構築する。可視化したCO2のデータをもとに、シナネンホールディングスが中心となり、建物のエネルギー効率の診断、およびその改善策の提供、経過観察を実現できるプログラムの構築を実施する。

 また、これらのシステムは町内にある公共施設でのモニター、津南町のHP等で公開し、町民にも利用してもらうことで、自治体と町民が一丸となって、町全体のゼロカーボン化に向けた取り組みを加速させる状態を目指す。

 今後は、津南町に合わせたシステム構築を進めるとともに、町民への説明のうえ、実証実験を進め、その結果をもって、本格導入を検討。また、シナネンホールディングスでは、同実証の結果を踏まえ、NINEWATTと連携した自治体向けのCO2の可視化システムおよび脱炭素化に向けたソリューション提供を展開するとしている。

 なお、同社は、子会社で「ダイチャリ」を運営するシナネンモビリティPLUS(東京都港区)が、新潟県南部の越後妻有地域で開催される「大地の芸術祭」の開催に合わせ、新潟県中魚沼郡津南町に、シェアサイクル「ダイチャリ」を、試験的に導入したと発表した。7月10日(水)より4か月の期間限定。二次交通の確保による観光周遊性の向上とJR飯山線の利用促進を目的としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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